the spy界隈での最近の流行りはいかにコンボパーツの枚数を減らすかである。

かつてthe spyというデッキはデッキを落としたあとに
栄光の目覚めの天使/Angel of Glory’s Rise を釣り上げて
巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls と
研究室の偏執狂/Laboratory Maniac を出す
そしてあざみでドローをして勝つというデッキであった
しかしこれは落としたあとに3枚が墓地にあることが条件となり、
2枚抱えてしまった場合などに困るため陰謀団式療法を2枚以上採用する必要があった

ところがドミナリアで登場したこのカードの登場が
the spyを進化させたのであった


Garna, the Bloodflame / 血の炎、ガルナ (3)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
瞬速
血の炎、ガルナが戦場に出たとき、このターンにいずれかの領域からあなたの墓地に置かれたクリーチャー・カードをすべてあなたの手札に戻す。
あなたがコントロールしている他のクリーチャーは速攻を持つ。
3/3


このカードを釣り上げることで墓地のクリーチャーを全て回収し、
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide かElvish Spirit Guide を3枚追放し3マナ、
野生の朗詠者/Wild Cantorを使って青マナを生み出して
研究室の偏執狂/Laboratory Maniac を唱えたあとに
通りの悪霊/Street Wraith を使用して勝利を収めることができるのである


が、しかしこの構成を更に覆す一枚がラヴニカのギルドで登場した


Lotleth Giant / ロッテスの巨人 (6)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 巨人(Giant)
宿根 ― ロッテスの巨人が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。これはそのプレイヤーに、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき1点のダメージを与える。
6/5


the spyというデッキは性質上クリーチャーが20数枚採用されている
落としたあとにこれを釣るだけで相手は死ぬ
極限まで不要牌をそぎ落とすことが可能になったことで
まさにネクストレベルへと押し上げる一枚と言えるだろう

リストとしてはこんな感じ


4《欄干のスパイ》
2《別館の大長》
4《Elvish Spirit Guide》
1《ロッテスの巨人》
4《ナルコメーバ》
4《猿人の指導霊》
4《通りの悪霊》
4《地底街の密告人》
1《野生の朗詠者》

2《陰謀団式療法》
1《戦慄の復活》
4《陰謀団の儀式》
4《暗黒の儀式》
4《魔力変》
3《否定の契約》
4《召喚士の契約》
4《金属モックス》
4《水蓮の花びら》
2《黄泉からの橋》


なお白力戦を貼られると軽率に死ぬので環境に応じて選択していきたい

本当は今日のマジック大戦祭りに行きたかったけど風邪を引いて喉がまだ治らないので
諦めたから使う予定だったカードの記事を書く事にしたのであった。

ちなみにマナレスドレッジでもロッテスの巨人は採用され始めており、
秘蔵の縫合体/Prized Amalgam など青カウントカードが増えた影響で
意志の力/Force of Will を採用するのが流行っていたりするのだがそれはまた次回にでも


それでは…リザレクション!

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